16歳。祖父である松吾郎の津軽三味線に憧れ、その技術と才能を受け継ぐ。祖父の死をきっかけに上京するも、紆余曲折の果てに梅園学園へと編入させられ、津軽三味線愛好会のメンバーとなる。
真面目で弟想いな雪の兄。子供がいそうな貫禄の持ち主だが、こう見えても19歳。雪と共に松吾郎から津軽三味線を学んでおり、大会入賞の実力もあるが、才能では雪に敵わないと感じている。
雪と若菜の母であり、世界を股にかける大企業の女社長。息子たちの世話は父である松吾郎に任せっきりだったが、アテもなく上京した雪を捕まえ、梅園学園へと強引に編入させた。
雪の祖父であり、三味線の師匠。亡くなる直前、自分の真似をして演奏する雪に“俺が死んだら三味線を弾くな”という言葉を残す。雪が憧れた即興曲「春暁」の完成に人生の30年を費やした。
雪が編入した梅園学園の同級生。男性が苦手で、雪が来るまでは、津軽三味線愛好会のたった1人のメンバーだった。松吾郎の即興曲であるはずの「春暁」を、なぜか知っている。
朱利の幼馴染で、アニメやゲームが大好きなオタク。雪が出演したライブ配信を偶然見ており、三味線の才能を知っていた。朱利に誘われ、海人と共に三味線愛好会に入部する事となる。
朱利と結の幼馴染であり、学年は1つ上の2年生。子供の頃に朱利をからかっていたが、本当は当時からずっと朱利に想いを寄せている。三味線を通じて朱利と親しくなっていく雪に対抗心を燃やす。
梅園学園に通う生徒で、細棹の経験者。手芸部に所属しているが、子供の頃から母親に三味線の稽古をつけられていた。父親は、雪と同じく「たぬきち食堂」に下宿している噺家の米福。
津軽三味線の全国大会を二連覇した実力派奏者。出身校である梅園学園に置いていった三味線をきっかけに、三味線愛好会の面々と出会う。神木清流は名取名(芸名)であり、本名は緒方洸輔。
神木清流の師範である神木流絃を父に持つ。マイペースで子供っぽいが、三味線奏者としての腕は一流。三味線の演奏やチームの印象をお菓子に例える独特のセンスを持つ。
田沼総一の妹。雪と三味線の大会で競えなかった事から、父・流絃に認めておらえず、それを根に持っている。以来、雪を一方的にライバル視している。結とはネットゲーム上の知り合い。
大阪府代表のチーム『ビリケンさん』を率いる三味線奏者。その容姿から女性に人気があるが、演奏は堅実かつ丁寧で、一糸乱れぬ演奏には人を惹きつける魅力がある。
福岡県の『東邦学院和楽器部』に所属する3年生。自身がセンターに立ち目立つ演奏を好む。荒々しく独創的なパフォーマンスと、迫力のある演奏で、聴衆を惹きつける。
中学1年生。雪が新しく住むことになった下宿の大家であり、「たぬきち食堂」を営む山野寅治の1人娘。世話好きな性格で、雪の演奏を聴いて以来、憧れの感情を抱いている。
津軽三味線愛好会の顧問を務める女性教師。顧問になったのは、学園に三味線を残した神木清流がイケメンだったからという理由であり、三味線の知識はまったく無い。
和楽器屋「鈴音」の店主。神木清流の三味線を修理したことをきっかけに、津軽三味線愛好会の面々への技術指導を引き受ける。
キャバクラで働きつつグラビアアイドルを目指す女性。彼氏であるタケトのバンド活動を金銭的に支えている。東京に来たばかりでトラブルに巻き込まれていた雪を見かね、自分の部屋に居候させた。
インディーズバンド「ピンク・パンク・ガジェット」のボーカル。立樹ユナの彼氏。バンドの人気を一人で担っていることから、プライドが高く女癖も悪い。
津軽三味線を中心に、主人公・澤村雪が一人の人間として、そして一人の奏者として成長していく様がとても興味深く、面白いです。個人的には役者として共感する部分も多く、胸が熱くなります。津軽三味線の魅せ方も絶妙で、これまた興味を惹かれました。
一言で言うと、田舎で育まれた真っ白な天才という印象でしょうか。そんな彼が都会に出て、たくさんの出会いを経て、どんな彩りを生んでいくのか、楽しみにしていただけたら幸いです。津軽弁もとても楽しく取り組ませてもらっています。
人間の想いや気持ちの流れを丁寧に描いて、物語を作って行こうとしている作品だと感じました。
そしてその意思と同じようなものを、監督や音響監督、スタッフの方々も持って作ろうとしているのかな?と感じました。
こういったポジション、印象の役をやらせて貰えるようになったのだなと『自分は短くない時間、この業界にいたんだな』と思いました。
どう見ても30過ぎのオッサンにしか自分には見えませんが、これでも成人したてです。
方言指導の方に申し訳ないと思いつつも、鬱陶しく纏わり付きながら津軽弁を教わっています。
楽しくやって行こうと思います。
津軽三味線と共に登場人物たちの心の激しい起伏、葛藤を目の当たりにするのですが、なぜかとても静けさを感じる作品でした。本で読んだ『ましろのおと』の世界が音と共に私に鳥肌をたてさせる予感がします。
豪快さと愛嬌を持ち合わせた魅力的な素晴らしい女性です…と、自分の役ということもあり擁護したいところではありますが自分勝手な母という印象です(笑)。彼女が何に突き動かされているのか作品と一緒に感じていただきたいと思います。
雪が青春しています、ちゃんと
みんな 生きてます、ちゃんと
とっても愉快です。
とっても気持ちいいです。
とっても面白いです。
そうかぁ・・・・・・
雪にとっての松吾郎って・・・
各々のキャラクターにとっての松吾郎って・・・
みんなにどう見えていたのか?
どう見えているのか?
口数の多い人じゃあないだろうし・・・・・・・
「おはようございまぁす。えっ松吾郎ですか?そりゃもうカンペキです。へへっ」
ヤバッ!マイクが目の前に!!
津軽弁等の各方言が、作品の雰囲気をより色とりどりにしているように思いました。そしてそこに交わる疾走感のある三味線演奏により、見ている側の感情が一層盛り上げられ、作品にぐんぐんと引き込まれていきました。実は、劇中の三味線演奏を聞かせていただきながらお芝居をさせていただいたりもしています。漫画原作のあの迫力がそのまま映像化されます。お楽しみに!
元々私自身も「部活」という学生でしか味わえない時間や空間が大好きだったので、朱利が部活を作っていったり、部活や仲間に熱心な姿勢にすごくシンパシーを感じました。朱利はすこし引っ込み思案なところがある一方、人想いで心の中はすごく熱い女の子です。私自身も熱い思いを持って今作品に挑み、朱利たちと一緒に三味線を楽しめるように精進したいと思います。よろしくお願いします。
三味線という昔から伝わる日本の文化に、現代の高校生たちが取り組む姿がとても魅力的だと思いました。
演奏シーンに出てくる津軽三味線の音色の表現が、ひしひしと伝わってきて、心を動かされます。アニメで演奏を聴いたら一体どんな感じになるんだろうという興味がより一層湧きました。
老若男女問わず、多くの方に観ていただきたい作品です!
オーディション原稿を見た時、面白そうなキャラクター!しかもオタク!私と一緒じゃん!と、一気に親近感が湧き、結を演じたいという気持ちがとても強くなっていきました。
オタクな時のコミカルな表情や、津軽三味線に対して本気で取り組む真剣な表情など、結には素敵なところがたくさんあるので、アニメを通して皆様にお伝えできるよう精一杯演じさせていただきます!
とてもリアルな空気感が漂っている作品だなと思いました。
リアルなものをどう声で表現するかがポイントだったのと、
リハーサルビデオには三味線の音に感動しました。
絵と合わさった時にどうなるのか、とても楽しみです。
荒々しい印象を最初受けていたのですが、とても繊細な子でした。
言いたいことはしっかり言うという姿が荒々しく見える要因だと思います。
雪がおとなしい印象があるので、そんなおとなしいシーンをいい意味で壊せたらなと思います。
三味線や音に対して、とても純粋な作品だと感じました。
絡み合う人間模様の中に十人十色の音があり、ドラマがある。三味線を手にする彼らが漫画を読む中で「聞こえないはずの音」を発しているのが印象的でした。知らないのに頭の中で鳴るんですよね。
一見するとネタなお人。ですが、周りをよく見て、時に冷静に時に情熱的に振る舞う様は、年齢相応のようでそうでない、不思議なアンバランスさを抱えている子です。
スタッフと共に素敵な雷をお届けできたらと思います。
原作を読ませていただいた時、津軽の雪景色が見え、津軽三味線の音が聞こえてくるような感覚がしました。
津軽三味線に明るくない方でも楽しめる作品だと思います。
雪をとりまく人物たちが人間味に溢れていて、三味線に取り憑かれたような彼を導いていく様が面白く、続きが気になる展開が心地よかったです。
アニメでも津軽弁や三味線の音などが繊細に表現されていると思いますので、きっと原作ファンの方にも納得していただけると思います。
演じさせていただいた神木清流は、雪と同じく三味線に取り憑かれた人間です。彼の三味線に対する愛は、異常性を感じさせるほどで、天才であるが故に狂気をはらんでいます。
そんな彼を演じるのはとても楽しく、また一つのことに没頭する彼が羨ましくもありました。
雪との出会いが互いに影響を与え、感情が剥き出しになっていく様を見届けていただきたいと思います。
「ましろのおと」僕は、あくまで演じ手の方ですが、新しい発見と共感が沢山散りばめられていて、本当に物語に引き込まれました!先を読めば読むほど深く飲み込まれていく感覚、たまりません!本当に好きなことを極めていく、そんな熱量と、若い彼らの青春の爽やかを、ギュッと凝縮した作品だと思いました!!
アニメで生き生きと三味線を弾く彼らを見られるのが、すごく楽しみです!!
田沼総一という人は、どこまでも自由で、どこまでも素直な人でした。好きなものに貪欲なその姿も、どこまでも自然体なその姿勢も、底無しな才能を感じさせて恐ろしい。本当に魅力的な人した。そんな彼を演じると決まった時は「うわあああどうしよう」って思いましたが、精一杯彼らしく、マイペースにマイク前に立ちました!よろしくお願いします!!!
上京した雪くんが人や環境の変化にもまれながらも、津軽三味線に向き合っていく姿に目が離せませんでした。
あと、津軽三味線の演奏シーンでは本当に音が聞こえてくるようで、毎回心が震えます。(アニメで実際に音がつくとどんな空気感になるのかも楽しみです!)
津軽三味線についても丁寧に描かれていて、知識を得られましたし、一度読んだらその魅力にガッチリと心掴まれる作品だと感じました。
津軽三味線へ真っ直ぐな情熱を向けている子。
とにかく雪くんをライバル視していて、その負けん気の強い姿が格好良くもあります。
個人的な話なんですが、実は昔、津軽弁のデモテープを作りたくて、舞ちゃんの台詞を参考にした事があるんです。それから数年して、今度は演じられるなんて本当に夢のようです!
舞ちゃんが使う津軽弁は私自身もずっと傍にあった言葉だったので、そのリアルさを追求し、舞ちゃんに落とし込めたらと思います。
けっぱります!(頑張ります)
音楽は、その演奏に、表現者の人柄・本質が表れるものだと思います。強さも弱さもひっくるめた"その人らしさ"が必ず垣間見えるはず。本作は津軽三味線という楽器を通して、日本の伝統芸能の魅力はもちろん、人間の心の成長や交流を描いた、あたたかい物語だと感じています。
まさかの「梶」役、とても嬉しいです!(笑)梶くんは、才能ある三味線奏者でありつつ、良い意味で普通な、若者らしい男の子です。関西弁というハードルはありましたが、彼の持つ柔らかさを意識しつつ、丁寧に演じさせていただきました。
ましろのおとは原作が好きでずっと読んでいた作品です。
アニメ化しないかなあと思っていたらアニメ化!とても嬉しいです! 三味線を深く知るキッカケになった作品なので アニメで三味線を知る人が増えるといいなあって思います。
潮はとってもパワフルな三味線奏者。パワフルかつ三味線に一直線な彼と出会えて演者としてとても嬉しいです。
リハーサルVTRには潮が奏でる力強い三味線の音色が収録されていて演じる時、気持ちが奮い立ったのを今でも覚えています!
主人公の雪の心情がとてつもなく繊細に揺れ動いていて、読んでるこっちもグッと心をつかまれました。
でも、音の世界って複雑で難しいな…と(笑)
そんな世界をどう表現することができるのか、役者として楽しみでした。
最初の桜の印象は、控えめでおとなしい子かな?という感じでした。
でも演じていくうちにそんな印象とは真逆で、とてもはっきりしていて素直、可愛らしさもあり“みんなのお母さん”感がある子でした(笑)
雪を応援する一生懸命さ、純粋さ、そんな桜の頑張りが皆さんに伝われば嬉しいです!
津軽三味線を主軸として登場人物一人一人の想いや成長していく姿がとても美しく繊細に描かれている作品だと感じました。音のない中で読んでいるのに頭の中に自然と津軽三味線の音が響いてくるような、作中の空気が肌に伝わってくるような感覚になり、夢中になって一気に原作を読み進めてしまいました。
表情がくるくると変わったり、ちょっと欲望の赴くままな面もあるところが非常に愛らしい人で、自分が小藪先生の生徒だったら友達みたいな感覚で休み時間もずっとおしゃべりしに先生のもとへ行っていた気がします。一方でしっかりと生徒たちを見守る先生らしい一面もあり、全てにおいてとても愛に溢れた人だと思うので、私もたくさんの愛を持って精一杯演じさせていただきます。
漫画の中の「音楽」は想像するしかない。のだめ、NANA、けいおんなどがアニメ化されたときどう感じましたか?
アニメましろのおとはきっとそれを超える衝撃があると確信しています。
津軽三味線の迫力、衝撃、知っていますか?
ましろのおとの影の主役は津軽三味線です。是非その音を体験して下さい。
じょんから節には日本の魂があります。民謡酒場で酒を飲み、津軽の雪を想うとき福岡人の私でも涙がドバドバ流れるんですから!
声優本格デビュー作でいきなりこんないい役頂いて恐縮です
役の大俵ヒロシにはとても及びませんが、私も津軽三味線の大ファンです。
民謡酒場に通いつめ、恥も外聞もなく客前で下手くそな民謡まで歌っております。
だからハートとソウルだけは「大俵」なんです。
ましろのおとを見て若い人たちが津軽三味線に興味を持ってくれたら本当に嬉しいです。
大俵と同じくらいウルウルなって応援致します
この本を通して、まるで三味線の音が聞こえてくるかのような迫力を感じました。そして、色んな人と出逢って雪の心が解けていくところはとても心が温まります。
この作品の醍醐味である三味線の演奏シーンがアニメでどのように描かれるのか今からとてもワクワクしています!
私演じるユナは、強い心を持っているように見えて実はとても繊細な女の子という印象を受けました。
夢に対してとにかくひたむきで、アフレコ時はどこか昔の自分を見ているような気分になりながら演じていました。彼女の真面目な一面をしっかり表現出来ていたらいいなと思います。
タケトを演じました柿原徹也です。この度は羅川 真里茂先生の「ましろのおと」に出演させて頂き、大変光栄に思います。
個人的には伸び伸びと自由に暴れさせてもらったので非常に楽しい作品になりました。笑 津軽三味線と青森の方言が織りなす前代未聞のストーリーに演じている役者も引き込まれていきました。
今後のスピンオフは是非タケトストーリーをよろしくお願いいたします(≧∀≦)